folkfolk’s blog

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【浅草】飯田屋・・浅草文化のどじょう鍋

父親が若い頃、向島あたりに住んでいた事があり、

浅草も良く行っていて、たまに入ったという「飯田屋」どじょう鍋の老舗だ。

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いつだったか連れて行かれ、それから息子である自分もたまに入るようになった。


浅いお鍋にネギ山盛りで、初めは恐る恐るだったがなかなかに美味しい。想像してた様な泥臭くは全然なく、どじょうそのものは淡白で、濃い出汁と浅草の風情を「熱熱」とか言いながら食べる感じだ。

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開き=お腹を開いて骨を取ってあるのと、

丸=ワタだけ取って骨は残してあるのと、と種類があり「ちょっとグロいが通は丸」的な感じで、でもこれは好きずき。


ちょっとカマボコなどをもらいながらビールで始めて、開き、からの丸。

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年の瀬の老舗は大先輩な方々がご機嫌でどじょうをつついている。

隣で若いのはどじょう鍋は頼まずに玉子焼きなどで盛り上がっている。


どじょう鍋のお店は、さすがに浅草にしか今やないのだろうが、世代も超えた楽しげな雰囲気は、やはりこの町の文化なのだなあ。